Angular はフルスタックと呼ばれるように Component、Route、Service、PipeなどWebアプリケーションを作る上で全てのものが揃っています。AngularJS でも多くのライブラリが揃っていましたが(揃い過ぎでどこに何を実装するか迷うくらい)Angular になり、そうしたライブラリが整理され、プラス、以外にも様々な道具が提供されています。
ANGULAR CLI
Angular を利用する最良の方法は、Angular CLI ツールを使用することです。
Angular CLI は Angular アプリケーションの雛形を生成するのに役立つだけでなく、開発者、生成、サービス、テスト、および管理に役立つ一連のコマンドが付属しています。 Angular を利用する人々から聞いた主な不平の一つは、それがどこで始まり、どこで終わるのかを理解することが難しいことです。 これまで Yeoman、Grunt、Gulp、そしてあらゆる種類のツールを使って真の発展を作り出していましたが、 Angular CLI により Angular アプリケーションを開発するための環境は、今やすべてがこのフレームワークコマンドラインインターフェイス(Angular CLI)によって提供されます。
ANGULAR UNIVERSAL
Angular のアプリケーション向けのサーバーサイドレンダリングが存在します。AngularJS では SEO に苦しめられましたが Universal を利用することでそれを回避できます。そして、サイトのプレビュー、最適化された検索エンジン、そしてはるかに改善されたパフォーマンスを得ることができます。
ANGULAR MOBILE TOOL KIT
インストール可能なオフライン対応のモバイルネットワーク対応のAngular アプリケーションをすぐに作成するためのモバイルツールキットも提供しています。
ANGULAR AUGURY
Angular を使うと、デバッグがかなり難しいですが、Angular Augury Tool を利用することで回避できます。 これは Chrome プラグインです。 実際にコンポーネントツリーをグラフィック表現で管理しています。
ANGULAR MATERIAL
Angular Material コンポーネントではコミュニティに沿ってGoogle Developersチームの協力もあり、以前よりも強力なコンポーネントを作成しています。
ANGULAR FIREBASE
Angular Firebase 2というツールがあります。リアルタイムアプリケーション用に設計されているもので簡単に利用することができます。
ANGULAR STYLE GUIDE
Angular を開発するためのガイドラインを提示しています。
ANGULAR REFERENCES
Angular の最善の教科書は ANGULAR REFERENCES です。Angular のツールとチュートリアルに関する情報とリソースを見つけることができるセクションを提供しています。
NATIVE SCRIPT 2.0
Angular フレームワークを完全にサポートした Native Script 2.0 が存在します。WebビューでDOMをレンダリングせずに Angular を使ってネイティブアプリケーションを書くことができます。React Native や Titaniunm と同じような位置づけです。
CODELYZER
Angular アプリケーションのコードアナライザは、Angular スタイルガイドに従っているかどうかを確認します。
SEMANTIC VERSIONING
これから Angular は Semantic versioning に従ってバージョン付与をします。これが意味するところは、これから私たちは Angular 2 という表現はあまり意味のないものになります。実際、February, 2017 には Angular 4 がリリースされました。これからは約半年に一度のペースでバージョンアップが行われます。
一般的に、Angular 1系を AngularJS と表現し Angular 2以降を Angular と記載します。